YECわかもの白書(2011.4.25改訂版)

YECの2年間の活動の集大成ともいえる

「YECわかもの白書」を3月31日に公開いたしました。

以下のアイコンから、無料でDLが可能です。

 

※4月25日、改訂版をアップロードしました
※改訂の主な内容: 誤字の訂正、レイアウトの微修正、「もうひとつの放課後探しプロジェクト」ランナウェイなう高校生手記の追加、など

 

 

 

ダウンロード
YECわかもの白書(2011.4.25改訂版)
YECわかもの白書完全版(2011.4.25改訂版).pdf
PDFファイル 3.3 MB

<主な収録内容>

 

「基調講演録」

2009年度からの講演会・ワークショップにて基調講演をしていただいた講師のみなさまの講演録の要約版です。

 

……目次より……

関口昌幸氏「若者が抱える社会参画の課題-横浜市の事例から」
川中大輔氏「まちの主(あるじ)になるレッスン」
荒牧重人氏「子どもの権利条約と子どもの参加」
宮本みち子氏「静岡の若者の社会参画を考えるシンポジウム」
小玉重夫氏「シティズンシップ教育の理念と手法」
片山隆司氏「ゆう杉並における若者支援の取り組み~大人と若者が歩み寄る社会~」
広田照幸氏「子ども若者ビジョンから考える静岡の未来」
……………………

 

YECわかものアンケート結果」

YECで行った若者へのアンケート結果をまとめました。

主に若者の自己肯定感と、社会との関わりについての調査結果です。

 

「YECの取り組み」

YECの2年間の活動報告です。

今年度のもうひとつの放課後探しプロジェクトや、これまでの講演会・ワークショップについて紹介をしています。

 

 

---「YECわかもの白書」より一部転載---

 

全体要旨
 
■はじめに
私たちYECは、ユースエンパワメントの重要性をより多くの方々に理解し、支援してもらうために「YECわかもの白書」を発行しました。当白書を通して、社会の理解を広めるとともに、若者が社会の一員としての自覚と自信を持ち、自身の「思い」を実現させ、そしてそれが社会のチカラになっていると感じられる状態に少しでも近づくことを願っています。
 
■第1章 静岡の若者
  今年度、静岡市内の中高生と静岡県内の大学生を対象に実施した「若者アンケート」のデータを掲載しました。「あなたは自分のことが好きですか」「あなたは自分の力で変えられると思いますか」という質問の回答より、静岡の若者の自己肯定感は低いという現状が明らかになりました。
 
■第2章 基調講演録
  2009年の発足当時より開催してきた連続講演会ワークショップでご講演いただいた講師の方々の講演録を掲載しました。ユースエンパワメントの重要性が主軸に置かれており、若者の役割の変遷や現状、先進事例等が紹介されています。
 
■第3章 スウェーデン視察報告
   2010年5月にYECメンバーの両角達平と山本晃史がNPO法人Rights主催のスウェーデンスタディツアーに参加しました。若者政策・若者参画政策の先進国であるスウェーデンで、国の機関からNPO、政党青年部、学校などを視察しました。スウェーデンは大人と若者の関係がフラットで、若者が意思決定の場に当然のように参加できている社会なのです。
 
 ■第4章 YEC活動紹介
   YECは「若者」ひとりひとりが持つ潜在能力や自信、可能性を発揮する手助けをし、それを実現できる「機会」を創り出すことで静岡の若者の社会参画を活性化していくことを目的に活動している団体です。
「若者へのアプローチ」と「社会へのアプローチ」、それぞれに働きかけを行っています。「もうひとつの放課後探しプロジェクト」に取り組んだ中高生、大学生サポーター、メンターの手記も掲載しました。
 
 ■第5章 YECの提言
   第1章から第4章を踏まえて当白書の全体像を振り返るとともに、今後の若者政策に対するYECの意見 とYECの活動方針について述べてあります。若者が主体的に社会に参画していくためには、若者自身をエンパワメントする「若者へのアプローチ」と、エンパワメントのための場や機会づくりである「社会へのアプローチ」、この双方が重要です。「なぜ若者の社会参画を活性化する必要があるのか」という問いを、私たち自身だけでなく社会に対しても問い続け、社会全体でユースエンパワメントに取り組んでいくべきだとYECは考えます。

 

※ファイルをダウンロードいただけますと、各章の全文がご覧いただけます。

無料で配布しておりますので、ぜひダウンロードをしてご覧になって下さい。